2009年7月17日金曜日

仮想空間人口が爆発,登録者数が38.6増の5億7900万人に

 仮想空間のコンサルタントK Zeroによると,仮想空間サービスの登録者数が2009年第2四半期に世界で5億7900万人に達したという。前の四半期から38.6%も増えたとのことだ。 同社は定期的に,世界の仮想空間サービスを対象に,年齢別の登録者数を調べており,Universe Chartを公開している。(ただし日本の仮想空間サービスが抜けているように思えるのだが)。各サービスの登録者全員が,そのサービスの平均年齢と同じとして表示している。たとえば,Second Lifeは登録者会員数が1900万人で平均年齢が33歳であるが,Chartでは1900万人全員が同じ33歳としている。そのUniverse Chartの中から,年齢層が10ー15歳グループを抜き出した図を以下に示す。

各仮想世界サービスの全会員が同じ平均年齢とした場合の,年齢別登録者数分布は次のようになる。





 これからも明らかなように,仮想空間サービスのユーザー層は若年,それも14歳以下の子供が中心となっている。日本でも比較的有名な,HabboとかClub Penguinも10代前半がメーンターゲットのようだ。平均年齢が25歳以上の仮想空間サービスとして目立つのはSecond Life(33歳)とUtherverse(32歳)くらいである。 年齢グループ別にグラフ表示すれば次のようになる。


*仮想空間登録者数:2009年第2四半期(単位:100万)




(ソース:KZero) こうした仮想空間サービスについていけないのだが,こうした機会にでも仮想空間なるサービスをちょこっと覗いておこう。ここでは,最近,急速に会員を増やしている,NicktropolisStardoll にアクセスしてみた。トップページのスクリーンショットを掲げておく。NicktropolisはViacom傘下のサイトで会員数が860万人。平均年齢は12歳。子供向けのアバタ,チャット,ゲームなどのサービスを提供している。Stardollは会員数が3400万人で平均年齢が15歳のサイトで,着せ替え人形のネット版といったところか。










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